大手ハウスメーカー勤務していた、建築士のたぬき親父です。
注文住宅で家を建てようと思った時に、ハウスメーカーの坪単価は気になるところだと思います。
ひとつ注意して欲しいのが、決して坪単価どおりに住宅が建てられるわけではないことです。
坪単価はあくまで予算を考えるうえで、目安程度に見るようにしましょう。
坪単価を参考にすることで、ある程度の予算が分りようになります。
そこで今回は、ハウスメーカーの坪単価と特徴を参考にして、希望予算から最良のハウスメーカーの選び方を紹介します。
住宅づくりを成功させるために役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
\家づくり成功のために/
家づくりを失敗したくない方は必見!!
この記事の目次(もくじ)
【ハウスメーカー別】坪単価と特徴

ここでは、ハウスメーカーが公表する坪単価ではなく、実際に建てた・見積書を出した人の平均的な坪単価を紹介します。
また、各社の強みや特徴をまとめましたので、好みに合いそうなハウスメーカーを見つけてみてください。
各社の青文字の部分をクリックすると、そのハウスメーカーの詳細が見れます。
ハウスメーカー | 坪単価(万円) | 特徴 |
アイ工務店 | 50~60 | 手ごろな価格帯ながら自由設計で長期優良住宅が建てられる。木造住宅でこだわりのマイホームがほしい人は一押し。 |
アイダ設計 | 35~60 | ローコストで品質の良いシンプルな家が建てられる。 |
アイフルホーム | 40~55 | 規格化されたローコスト住宅を得意とする。低コストで品質の良い家が建つ。 |
アエラホーム | 40~50 | 低価格だけど気密性・断熱性の高いエコ住宅を提供。アフターサービスも充実。 |
アキュラホーム | 40~55 | ローコストながら「自由設計」の注文住宅を建てることができる。 |
アルネットホーム | 45~70 | 北海道基準の高断熱住宅が建てられる。自由設計で高性能住宅が建てられる。 |
R+house(アールプラスハウス) | 55~70 | 高気密・高断熱の高性能住宅が建てられる。手に届く価格で建築家と家づくりができることで人気。 |
飯田産業 | 40~55 | 耐震等級3の家がローコストで建てられる。 |
イシンホーム | 50~65 | 太陽光発電による売電収入により住宅ローン0円を可能にしたハウスメーカー。低価格でフル装備の家を建てたい方は必見。 |
一条工務店 | 60~80 | 木造住宅の販売実績は№1を誇る。高気密・高断熱の家が得意。 |
ウィザースホーム | 40~65 | ツーバイシックス工法でタイル外壁の家がお手頃な価格で建てられることで評判。 |
エースホーム | 40~60 | 全棟が長期優良住宅仕様になります。地域に根差した工務店が施工・管理し好評です。 |
木下工務店 | 40~70 | 熟練された職人さんが施工して、完全自由設計の家が建てられます。関東中心に対応。 |
クレバリーホーム | 40~60 | ローコストでタイル外壁の注文住宅が人気。デザインも豊富で自分好みのマイホームが建てられます。 |
サンヨーホームズ | 55~70 | 『耐震性・耐火性に強い構造』『変化に対応できる柔軟な間取り』『エコで省エネ』な住宅づくりができます。 |
秀光ビルド | 30~45 | とにかく低価格でマイホームを持ちたいなら必見!どこよりも安く建てられます。 |
住宅情報館 | 40~60 | ローコストでハイクオリティな住宅が建てられる。エコロジー住宅に力を入れています。 |
GLホーム(ジーエルホーム) | 50~60 | アメリカンスタイルのマイホームが建てられる。価格以上の品質の高い家づくりにこだわっている。 |
スウェーデンハウス | 65~100 | スウェーデンの高気密・高断熱住宅を日本でも建てられる高級輸入住宅メーカー。 |
住友不動産 | 50~70 | 独自技術で地震に強くデザイン性の高い住宅を提供。省エネにも力を入れていてエコナ暮らしができる。 |
住友林業 | 70~90 | 木造での販売実績はトップの会社。木の良さを活かし、自由度の高い設計ができる。 |
積水ハウス | 60~80 | 豊富な資金力で最先端の高品質な住宅を提供。戸建て住宅の販売数トップの会社。 |
セキスイハイム | 70~90 | 工場生産による一定の品質で住宅を建てる。省エネで快適な暮らしができる。 |
セルコホーム | 40~70 | カナダ輸入住宅を提供する会社。高性能で多彩なデザイン性に特化した住宅づくりをしている。 |
ダイワハウス | 60~80 | 高い品質で耐震性に優れた住宅づくりをしている。長期保証もあり安心して長く暮らせる。 |
タマホーム | 40~45 | 高品質な住宅をローコストで提供することで、全国展開する大手ハウスメーカーのひとつ。 |
土屋ホーム | 50~75 | 北海道に本社を置き、厳しい寒さから培われた高断熱住宅が人気。快適な暮らしができる高性能住宅を建てる。 |
東急ホームズ | 55~65 | 本格的な北米スタイルの住宅づくりをしている。自然素材にこだわった高品質な住宅を提供。 |
トヨタホーム | 60~70 | 自動車技術を活かし、防犯性、耐震性が高い住宅を提供。エネルギーを創り効率的にするスマートハウスが注目を集めている。 |
日本ハウスホールディングス | 55~65 | 独自開発の壁パネルなどを組み合わせることで耐震性に優れた、100年住み続けられる高耐久住宅を提案している。 |
パナソニックホームズ(パナホーム) | 70~80 | パナソニック家電に囲まれたオール電化住宅が人気。工場生産で精度の高い住宅を提供。 |
桧家住宅 | 40~60 | 全館空調システム「Z空調」が好評。低価格で快適な家が建てられると人気。 |
フィアスホーム | 45~70 | 時代のニーズに合わせた住宅を提供。20年間の無償点検を実施するなど長く安心して住める。 |
富士住建 | 45~65 | モデルハウスの設備を標準装備にするなど、建設費用を分かりやすく提示。ヒノキを使った商品が充実している。 |
ブルースホーム | 45~70 | アメリカンスタイルの輸入住宅を扱う。自由設計で希望が反映された家が建てられる。 |
へ―ベルハウス | 70~90 | 制震を全棟に標準装備するなど地震に強く、メンテナンス費用が掛からない住宅を提供している。 |
ミサワホーム | 60~75 | 高精度の木質パネルを工場生産することで、高品質で安定した住宅を提供。グッとデザイン賞を26年間受賞するなど、デザイン性が高いことも評価されてる。 |
三井ホーム | 60~80 | 外部のプロデザイナーに設計を依頼している。デザインセンスの良さは他のハウスメーカーよりもピカイチで高級住宅を提供。 |
三菱地所ホーム | 65~85 | 完全自由設計で住む人の希望に応えることができる。全館空調システム「エアロック」は、各部屋の温度調節が可能で快適な家づくりをしている。 |
ヤマダホームズ | 55~80 | 独自のS×L構法によって地震や台風などの災害に強い住宅を提供。豊富な商品ラインナップで幅広いニーズに対応。 |
ヤマト住建 | 35~60 | 規格化された住宅を低価格で提供。「長寿命」「広い」「安い」「高性能」「資産価値の高い」家づくりをポリシーとしている。 |
ユニバーサルホーム | 40~55 | 地熱床暖房で、一年通して快適に過ごせる住宅を低価格で提供している。 |
レオハウス | 40~50 | 建材などを大量仕入れすることで、基礎、構造、断熱材などしっかり造られた住宅を低価格で提供している。 |
ロイヤルハウス | 35~55 | ローコストで住宅性能が高い家が建てられると評判。間取りの自由度もかなり高い。 |
ハウスメーカーは全国に数えきれないほどあります。
その中から自分の理想の家を建ててくれるハウスメーカーを探すのは、とても大変でウンザリしてしまうのではないでしょうか。
しかし、理想の家づくりを成功させるうえで、90%はハウスメーカー選びで決まると言っても大袈裟なことではありません。
結論から先にいうと、最良のハウスメーカーの選び方は、複数社に希望予算を伝えて家づくりプランをもらうことです。
それでは、なぜ希望予算を伝えると良いのかを説明して、さらに簡単なやり方をご紹介していきましょう。
失敗しないハウスメーカーの選び方は希望予算から決めよう!

ハウスメーカーを一社一社調べて、どこが良いのか比較していくのは、容易なことではありませんよね。
坪単価も目安で「大体このくらいで家が建てられるよ」ってことしかないので、実際の建築費用は希望予算を大きく上回ってしまうことは珍しくないことです。
そこでおすすめしたい方法が、ハウスメーカーに希望予算を伝えて、予算に添った家づくりプランを作成してもらうことです。
それも複数社のハウスメーカーに、予算から考えた住宅プランをもらうことで、理想のハウスメーカーに出会えますよ。
複数のハウスメーカーに希望予算で住宅プランを作成してもらおう

複数のハウスメーカーから同価格帯で住宅プランをもらうことで、各社の特徴やプランを比較検討することができるようになります。
例えば予算を2500万円と複数社に伝えることで、2500万円以内で各社が住宅プランを作ってきてくれますよ。
そこで最も気に入ったプランを選べるようになるのです。
もちろん、土地代や諸費用も含まれたプランをもらえるので、予算を大きくオーバーしてしまうこともなく安心!
希望予算を2500万円と伝えても、多少予算オーバーした金額でプランを出してくるハウスメーカーもあります。
そこで希望予算をあえて少なく伝えましょう。
コツとしては希望予算の10%~15%程度、少なく伝えると希望どおりの予算に収まりやすくまりますよ。
2500万円の希望予算なら、2125万~2250万くらいで住宅プランを作ってもらいましょう。
複数のハウスメーカーや優良工務店に希望予算から住宅プランを一括オーダーできる、タウンライフ という便利なサイトがあります。
タウンライフは毎月5000人以上が利用するくらい、家づくりに欠かせない存在になってきてますね。
無料でネットで5分もあれば申し込みができるので、利用しない手はないですよ。
ハウスメーカーの坪単価や特徴をリサーチ【注文住宅の選び方】まとめ

ハウスメーカーの坪単価や特徴から、最良のハウスメーカーの選び方を紹介してみました。
最後にもう一度、ハウスメーカーの選び方を簡単にまとめてみます。
気になるハウスメーカーの坪単価を参考にして予算を決める
希望予算を複数のハウスメーカーに伝えて住宅プランを作成してもらう
複数の住宅プランを比較して、気に入ったプランを提案したハウスメーカーを選ぶ
最初はハウスメーカー選びって大変そうと感じてたかもしれませんが、意外と簡単なんです。
タウンライフを利用すれば、スマホ片手で複数のハウスメーカーや優良工務店の住宅プランを完全無料で一括オーダーできます。
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無料で申し込めるので、利用しないで後悔するようなことはないようにしましょう。
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