富士住建は、完全フル装備の家が建てられることで、建てる側にも分かりやすいハウスメーカーで有名です。
完全フル装備とは?
省エネ・高品質な設備・防犯システム・生活必需品を取りそろえた家が標準で建てられる家のことです。
ほとんどオプション追加をしなくても建てられるので、表示価格もわかりやすく家を建てる側には安心で良心的な住宅会社ですね。
富士住建の二世帯住宅でも、もちろん完全フル装備の家で建てることができます。
この記事では、富士住建の二世帯住宅の間取りの特徴や価格ををわかりやすく紹介します。
富士住建でどのような二世帯住宅が建てられるのか分かるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
【富士住建】二世帯住宅の特徴を紹介
富士住建の二世帯住宅は2つのスタイルから選ぶことができます。
二世帯住宅のタイプ
共有スタイル
独立スタイル
この2つのスタイルは、富士住建以外のハウスメーカーでも同じように建てることはできます。
しかし、どちらのスタイルも完全フル装備の家で建てられるので、標準で充実した二世帯住宅を建てることができますよ。
さっそくそれぞれの特徴と間取りを紹介しましょう。
富士住建の二世帯住宅①:共有スタイルの特徴
共有スタイルの間取りプラン一例
1階→リビング・お風呂・親世帯の寝室
2階→子世帯の各部屋、子世帯用のミニキッチン、リビング
共有スタイルとは、玄関、LDK、お風呂などを親世帯・子世帯が共有する家のことです。
1階部分に家族が共有するリビングやお風呂を作り、親世帯の寝室を設けて、2階部分に子世帯の各部屋があるのが、共有スタイル二世帯住宅の一般的な間取りになります。
2階部分に子世帯専用のミニキッチンやちょっとしたリビングを作って、それぞれの世帯で過ごせるスペースを作ったりすることも可能です。
共有スタイルのメリット
普通の注文住宅を建てるのと変わらない価格で建てられる
一緒に住むことで安心感がある
二世帯住宅を建てるとなると、普通の戸建て住宅より1.5倍~1.8倍くらい費用が高くなると言われますが、それは設備をそれぞれの世帯に設けるからです。
特にお風呂などの水回りの設備を2ヵ所に作るとなると、費用が高くなります。
共有スタイルは費用が高くなる部分を共有するので、その分だけ安く建てることが可能です。
ほとんど戸建て住宅と変わらない値段で建てられるのは、大きなメリットですよね。
共有スタイルのデメリット
プライバシーの確保がしにくい
生活リズムが親世帯・子世帯がバラバラだとストレスが生じやすくなる
共有スタイルでは、両世帯のプライバシーの確保は難しくなってしまいます。
特に生活時間は違うと、どうしてもストレスに感じてしまうでしょう。
両親が寝静まる頃に帰宅となると、リビングでくつろぐ時やお風呂に入る時にどこか両親に気を遣いながら過ごすことになり、あまりリラックスはできないですよね。
共有スタイルで建てるポイントは、親世帯の寝室はリビングやお風呂・トイレなどから離れた場所に作ることで、生活音を少しでも聞こえないようにすることです。
共有スタイルがおすすめな人
奥さんのご両親と同居する人
共有スタイルは親世帯の母と子世帯の奥さんが、家事を協力し合える空間になるので、奥さんのご両親と同居する人におすすめできます。
共有スタイルで旦那さん側のご両親と同居してしまうと、母と奥さんが今どんなに仲が良くても、厳しいことを言いますが他人なのは変わりようがありません。
お互いの価値観や生活習慣のズレなどで、徐々にストレスを感じてしまいます。
時間が経つにつれて嫁姑の関係が悪化し、最悪の場合は修復不可能なとこまでいってしまいます。
旦那さんのご両親と同居する場合は、独立スタイルがおすすめです。
富士住建の二世帯住宅②:独立スタイルの特徴
独立スタイル
玄関をはじめLDK、水回りなど全てがそれぞれの世帯に設けられている二世帯住宅のことです。
玄関から別なので、マンションやアパートでお隣さん感覚で住んでいるような感じで生活できます。
独立スタイルのメリット
両世帯のプライバシーが保てる
一つ屋根の下で暮らしてるから、なにかあった時はすぐに助けられる
全てが別々に設けられているので、両世帯共にプライバシーの確保はバッチリ。
プライバシーを確保しつつ、両親になにかあれば隣に住んでいるので、すぐに対応することもできるので、安心して暮らせるのが独立スタイル。
他にも子世帯が共働きの時は、おじいちゃんおばあちゃんが孫の面倒を見てあげたり、両世帯が助け合えるとこも魅力ですね。
独立スタイルのデメリット
費用が普通の戸建てより高くなる
独立スタイルの最大のデメリットは、なにより建築費用が高くなることです。
独立スタイルは、普通の戸建てより1.5倍くらいは高くなってしまいます。
両世帯の関係を良好に保つためには、独立スタイルでお互いのプライバシーを確保する必要があります。
両世帯の関係が良好に保てるなら、1.5倍の費用をかけるだけの価値は十分にあると思います。
独立スタイルがおすすめな人
旦那さんのご両親と同居する人
親世帯と子世帯がそれぞれ独立した生活が送れるので、旦那さんのご両親と同居する家庭にはピッタリな二世帯住宅です。
奥さん側のご両親と同居する場合でも、プライバシーをしっかり確保したい時にはおすすめですね。
富士住建の二世帯住宅の間取りを紹介
共有スタイルと独立スタイルの違いを間取りからも紹介します。
間取り図を見ることで、よりイメージが掴みやすくなるので参考にしてみてください。
共有スタイルの間取り①:子世帯にミニダイニングを設けた間取り図
出典:富士住建公式サイト
【間取り図データ】
1F:70.38㎡(21.25坪)
2F:59.62㎡(18.00坪)
延床面積:130㎡(39.25坪)
1階リビングには畳コーナーが設けられていて、両世帯が集まりやすい工夫がなされていますね。
また、2階にちょっとしたダイニングキッチンやシャワー室があるので、夜遅くに旦那さんが帰ってきても、両親に気を遣うことなくゆっくりできて、シャワーで身体を洗うこともできます。
お風呂も両親の寝室から離れているので、生活音を気にすることなくゆっくりできるのもグッドポイントですね。
共有スタイルの間取り②:両世帯にダイニングキッチンがある間取り
出典:富士住建公式サイト
【間取り図データ】
1F:105.99㎡(32坪)
2F:51.34㎡(15.50坪)
延床面積:157.33㎡(47.50坪)
玄関やお風呂は共有ですが、親世帯に2DK、子世帯に3LDKがそれぞれ設けられているので、それぞれの世帯で過ごすことが可能な共有スタイルです。
お風呂もご両親の寝室から離れているので、夜遅くに入浴しても音が気にならないように工夫されていますね。
共有スタイルでも、プライバシーを確保したい方におすすめの間取りです。
独立スタイルの間取り:ちょうど良い距離感が保てる二世帯住宅の間取り
出典:富士住建公式サイト
【間取り図データ】
1F:62.94㎡(19坪)
2F:48.03㎡(14.50坪)
3F:43.47㎡(13.12坪)
延床面積:154.44㎡(46.62坪)
親世帯が1階部分、2階と3階部分が子世帯と、それぞれが独立してます。
独立はしてますが、1階の親世帯のリビングと子世帯の玄関ホールを繋げることで、行き来できるようにもなってるので、両世帯がコミュニケーションを取りやすく工夫されてますね。
万が一、家族になにかあった時にも両世帯がすぐに対応できるので、両世帯が安心して暮らせる間取りになってます。
【富士住建】二世帯住宅の価格はどれくらい?
富士住建の坪単価は45万~65万円程度です。
繰り返しになりますが、共有スタイルと独立スタイルでは価格が変わってきます。
共有スタイル→坪単価50万~60万円程度
独立スタイル→坪単価60万~70万円程度
詳しくそれぞれの実際の建築費用を見てみましょう。
共有スタイルの実際の建築費用と坪単価
共有スタイルはお風呂やリビングなどを共有するので、価格を抑えることができます。
実際に共有スタイルで見積もりを取った人によると、延べ床面積45坪で2350万円とのことでしたので、坪単価は約52万円になります。
しかし、これは家本体のみの価格ですので、諸費用や住宅ローンを考慮すると2600万円くらいは見ておきましょう。
独立スタイルの実際の建築費用と坪単価
玄関はじめ水回り、リビングなど全てが独立してるので、価格も高くなるのが独立タイプ。
ネットで調べると独立タイプは、延べ床面積48坪で3000万円との見積もりがでたとのことでした。
坪単価は62.5万円になります。
諸費用と住宅ローンを考慮してトータル3300万円くらいは見ておきましょう。
富士住建の二世帯住宅は価格が高い?
結論からさきに言うと、富士住建は他のハウスメーカーと比べれば安く二世帯住宅を建てることができます。
特に大手ハウスメーカーは坪単価80万円くらいからスタートです。
富士住建では坪単価50万~65万円程度で二世帯住宅が建てられるので、お得に完全フル装備の家が建てられますよ。
富士住建の二世帯住宅がおすすめな人
富士住建の標準装備がお気に入りの人
富士住建は標準でもかなり充実した設備の家が建てられるので、逆に言えばあまり必要としない設備があれば魅力は半減してしまいます。
っていうのも、標準設備から変更すると、別料金がかかってしまい、かえって高くなってしまうことがあり得るからです。
標準装備の内容
- 洗面台2台
- 1.5坪のバスルームでテレビも標準装備
- カーテン・クロス
- 全室LED照明
- エアコン5台
- 太陽光発電システム
- 床暖房
上記で挙げた標準装備がどれも魅力的に感じるなら、富士住建はおすすめですね。
\まずは住宅プランを作成してもらおう!/
まとめ
富士住建は、標準装備に魅力を感じれるかどうかがポイントになります。
標準装備が本当に魅力的なのかどうかは、他のハウスメーカーの住宅プランを比較してみることで分かってきます。
ハウスメーカー選びに失敗しないためにも、間取りや見積書など比較してみましょう。
複数社を比較して理想の家をお得に建てよう!
対人打ち合わせに入る前に、複数社の住宅プランや見積もりを取り比較しましょう。
なぜなら、打ち合わせに入る前に色々な住宅会社の強みや価格を知ることで、あなたの理想の家の費用や形が見えてきます。
営業マンの話しを最初から聞きに行くのは、ハッキリ言ってムダな時間。
ネットからサクッと複数社の資料を一括オーダーしましょう。
スマホから無料申し込みするだけで、家づくり役立つものが沢山手に入ります。
間取りプラン
資金計画書
土地探し
一つ一つ住宅展示場に足を運んで、営業マンと話を聞いたり資料をもらったりするのは時間の無駄使い。
ネットから資料をまとめて一括オーダーして、自宅でじっくり比較検討しましょう。
これが今の時代の家づくりです。
使えるものは使って、より良い家をお得に建てましょう。