「二世帯住宅の相場や費用はどれくらいなの?」
「二世帯住宅ってどうやって建てるの?」
二世帯住宅を建てることになったら、まず相場や価格って気になりますよね。
でも実は、相場を気にしてもあまり意味がないってことは知ってましたか?
結論から言うと、あなたの理想の二世帯住宅には相場なんてないからです。
相場はあくまで参考程度に眺める程度が丁度いいんです。あまり相場にこだわり過ぎるとせっかくの家づくりが後悔することになるかもしれません。
私はこれまで30年間ハウスメーカーに勤務していて、多くの二世帯住宅の新築や建て替えに携わってきました。
そこで今回は、私の経験と知識をもとに、二世帯住宅の相場の正しい向き合い方と、安く建てる方法もあわせて紹介します。
記事を読めば、損することなくあなたにとって理想の二世帯住宅が建てられるようになるので、参考にしてみてください。
結論として理想の二世帯住宅を安く建てる方法がわかる
二世帯住宅の相場や費用がわかる
あなたにピッタリな二世帯住宅のタイプがわかる
この記事の目次(もくじ)
二世帯住宅の相場は相見積もりを取ることでわかる!

まず快適な住み心地の良い二世帯住宅の家づくりは、ふつうの住宅づくりと基本的にはなんら変わりありません!
快適な家づくりは、以下の3つのポイントで建てることができます。
- 相場と費用の正しい見方を知る
- 安く建てる方法を知る
- 複数社に相見積もりを取り、あなたが納得できる住宅会社にお願いする
この3つのポイントを抑えればオッケー!
快適な良い家づくりは、決して難しいことではないと感じていただけるのではないでしょうか。
結論から言うと、理想の家づくりは複数社に相見積もりを取ることが成功の大きな一歩です。
相見積もりとは?
複数社の住宅会社から見積もりを取ることを言います。
相見積もりを取ることで、あなたの理想の二世帯住宅の本当の意味で相場や費用も見えてきます。
目安を知ることはとても大切なことですが、あなたの中である程度、大きさや何部屋欲しいなどまとまってるなら、複数社に相見積もりを取るのが一番です。
複数社の相見積もりを取るにはタウンライフという有名なサイトで、一括オーダーすると便利ですよ。
無料で5分もあれば申し込み完了するので簡単です。
二世帯住宅づくりのスタートに役立つのモノが手に入るタウンライフ。
複数社の住宅カタログ・間取り図・相見積もりを無料一括オーダーできるようになりました。
各社の住宅プランを比較することで、損することなく夢のマイホームが建てられます。
- 色んなハウスメーカーの間取りや建築費用など住宅プランが欲しい人
- 色んな展示場に行くのが面倒で、まずは候補を絞りたい人
- 注文住宅を建てる流れを知りたい人
- 値引き交渉に他のハウスメーカーの見積書が欲しい人
- とりあえず資料が欲しい人
タウンライフの評判や申し込み方法は、こちらに画像付きでわかりやすく紹介しています。メリットや疑問点なども紹介してるので参考にどうぞ。
二世帯住宅は3タイプに別けて相場や費用を考えよう
まずは、二世帯住宅を建てたいと思った動機をハッキリさせるところから始めてみましょう!
なぜなら動機をもとにして、あなたの快適な二世帯住宅のタイプが分かるからです。
いざ住み始めた時にイメージとのギャップをなくし、後悔しないためには動機を考えることはすごく重要。
あなたが二世帯住宅を建てたいと思った動機を一緒に考えてみましょう。
フクネコ君が考えるように、ご両親が高齢になってきたため将来、ご両親の面倒や介護が必要になるからでしょうか?
それともご両親が家を建ててから年月が経ち、そろそろリフォームするか、建て替えて新築にするか考え、思い切って二世帯住宅を建てる案がでたからでしょうか?
人それぞれ、二世帯住宅を建てたいと思いはじめた動機は色々ありますよね。
一概に二世帯住宅といっても、様々なタイプがあり、それこそ十人十色で1人1人の条件や希望に沿った形の二世帯住宅を建てることが可能です。
でもあまりにも選択肢が多すぎると迷ってしまいますよね、、、。
家づくりの計画段階で選択をミスってしまうと、あなたが思い描いていたのとは違う二世帯住宅が建ってしまい後悔しても後悔しきれません。
そこで後悔しないためにも、私がおすすめする方法は思い切って選択肢を狭めてしまう!
なぜ選択肢を狭めるかと言うと、二世帯住宅は主に3タイプに分けることができるからです。
◆二世帯住宅のタイプ◆
完全同居型
一部共有型
完全分離型
上記の3タイプがあるのですが、まずはそれぞれのタイプの特徴を捉えて、あなたの理想のタイプはどれかを知ることからはじめましょう。
まずは二世帯住宅を建てたいと思った動機やキッカケを振り返り、どのタイプが理想の二世帯住宅なのか一緒に考えてみましょう。
二世帯住宅3タイプ別の特徴と価格
さきほど二世帯住宅には完全同居型、一部共有型、完全分離型のそれぞれ3タイプがあることを紹介しました。
ここでは、あなたが希望する二世帯住宅のタイプがわかるようタイプ別でそれぞれ解説しますね。
二世帯住宅の建築費用の相場はタイプ別で見よう!
まずは、3タイプ別で建築費用が違ってくることを覚えておいてください。
二世帯住宅の完全同居型、一部共有型、完全分離型には、それぞれメリットがありますが、建築費もとうぜん変わってきます。
二世帯住宅の建築費の大まかな相場は、以下の要素によって変わります。
- 完全同居型、一部共有型、完全分離型どれにするか?
- 延べ床面積はどの位必要なのか?
- 住設機器(キッチン、お風呂、トイレ等)は、二か所必要なのか?または、どれが二か所必要なのか?
- ハウスメーカーにするのか、地元工務店(地元建設会社)にするのか?
- 木造、軽量鉄骨等構造体はどうするのか、工法はどうするのか?
- 完全フルオーダーにするのか?
- 建て替え新築にするのか、フルオーダーリフォームにするのか?
うえの要素を踏まえて、あなたの理想の二世帯住宅は3タイプのどれになるのか一緒に考えてみましょう。
1.完全同居型二世帯住宅の特徴と価格


出典:シアーズホーム
完全同居型はかんたんに言えば、ふつうの単一世帯と同じです。
キッチン、お風呂、トイレなどの水廻りなどが全て一ヶ所で共有するタイプ。
家族が多ければ部屋数も多くなり、既存建物の中では収まりきらない場合もあるので、増築を考えた時に完全同居型二世帯住宅を検討する人が多いですね。
完全同居型二世帯住宅の間取りを考える時は、どこまで共有するのかを家族で十分に話し合い検討しておくことが重要になります。
完全に共有すると言っても、私が完全同居型を依頼された時は親世帯にミニキッチンを設置する、トイレは二か所設けるなどの要望が多かったです。
この完全同居型二世帯住宅は3タイプの中で、最も安く建てることができます。
完全同居型の相場は2000万円~3000万円
完全同居型の価格は、ふつうの住宅を建てるのと変わりありません。
特に費用が高くなるお風呂やトイレなど水回りを1ヶ所にできるのは、安く建てるコツにもなります。
ただ、単一住宅よりも二世帯が暮らすことになるので、床面積がそれなりに大きくなり、建築費用も高くなりますね。
坪単価は工法やハウスメーカーにより異なりますが、坪50万~80万円ほどで建てることができます。しかし、坪単価はあくまで目安程度に見ておきましょう。
完全同居型のローン返済シミュレーション
ここでは、完全同居型を住宅ローンで建てた場合の、月々の返済額を見てみましょう。
35年ローン金利1.5%ボーナス払いなしで計算してます。
◆2000万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
2000万円 | 61,236円 | 25,719,333円 |
◆2500万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
2500万円 | 76,546円 | 32,149,099円 |
◆3000万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
3000万円 | 91,855円 | 38,579,007円 |
※これは建物本体価格のみですので、土地が必要な場合は、土地代も別に必要です。
2.一部共有型二世帯住宅の特徴や価格
出典:ミサワホーム
一部共有型二世帯住宅とは、どの部分を共有して、2ヶ所づつ欲しい物はどれにするかによって工事費は変わってきます。
一部共有型二世帯住宅の安く建てるコツは、住宅設備でキッチンや、お風呂等のお金が掛かる所を共有し、トイレは別にするなどして工夫することです。
極端な例ですが、トイレだけ別にすれば完全同居型とほとんど変らない費用で建てられます。
ただ、嫁、姑と女性が多く望むのは自分で使うキッチンがほしいと希望するのが多い。
キッチンは料理をすることが多い女性にとって自分の城になるので、特にプライバシーが必要な所になるんですね。
そこへ違う女性が入ってこられると、奥さんにとってはかなりストレスとなってしまう。
そのためにキッチンは別々に欲しいという希望が出てくるのです。
キッチンに関しては男性にはなかなか理解しにくい事情がありますので、家族に相談してなるべく奥さんの意見を尊重してあげましょう。
でも、キッチンを別々につくると、やはり住設機器の中でも金額が張るところですので建築費は大きくなってしまいます。
なのでどこを別につくって、プライバシーを守っていくのかを事前に家族全員で良く話し合い決めることが大切です。
一般的な共有スペースの割合
ここでは、一般的にどこを共有スペースにしているのか表にしましたので参考にしてください。
共有部分 | 割合(%) |
玄関 | 4件に3件が共有(75%) |
お風呂 | 4件に3件が共有(75%) |
キッチン | 5件に2件が共有(40%) |
リビングダイニング(LDK) | 5件に2件が共有(40%) |
トイレ | 5件に1件が共有(20%) |
一般的に大きく別けると、このようになりました。
浴室は広さとユニットバスのグレードによっては数十万円~百数十万円位の価格の違いがあるので、2か所作るとなるとその分が全部乗っかてしまう。
そうなると単純に考えても、2か所設置すれば設備費用が2倍になります。
また、水道代、ガス、電気代等のランニングコストが倍になってしまう等、コストのことを考えて共有することが多いですね。
また、家族団欒は自分たちの家族で過ごしたいと考えている人が多く、リビングダイニングも5件に3件(60%)が別々にしています。
玄関を入りそれぞれのLDKで、お互いのプライバシーを守りながら過ごすライフスタイルが見えてきそうですね。
一部共有型の相場は2500万~4000万円
少しややこしいのが、一部供有型二世帯住宅。
なにがややこしいのかと言うと、どこの部分を共用してどこの部分を二か所にするかによって金額が大きく変わるからです。
なので家庭によって共有スペースは変わってくるので、相場の価格帯も2500万~4000万円と幅広くなっています。
お風呂やLDKを別々にすると、単一世帯と比べると金額は大きくなり、3500万円以上は覚悟したほうが良いでしょう。
一部共有型のローン返済シミュレーション
一部共有型二世帯住宅を住宅ローンで建てた場合の、月々の返済額です。
35年1.5%固定金利ボーナス払いなしで計算してます。
◆2500万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
2500万円 | 76,546円 | 32,149,099円 |
◆3500万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
3500万円 | 107,164円 | 45,008,901円 |
◆4000万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
4000万円 | 122,473円 | 51,438,816円 |
3.完全分離型二世帯住宅の特徴と価格
出典:ミサワホーム
完全分離型二世帯住宅とは、全ての設備を二か所設けるタイプの家です。
具体的に説明すると、一つの屋根の下で住みながら玄関、LDK、お風呂、トイレ、寝室などが両世帯で別々にある家のことですね。
完全分離型の相場は3500万~4500万円
完全同居型は単一世帯の住宅を2棟建てるのと同じことになるので、費用は単世帯一戸建ての1.5倍~1.8倍ほど多く費用がかかってしまいます。
完全分離型は費用が高くて手を出しにくいかもしれませんが、家族問題(嫁姑問題)などがある場合は、有効な二世帯住宅ですね。
また、将来は貸家として賃貸することもできるので、費用をかけるだけの価値は十分あります。
完全分離型のローン返済シミュレーション
完全分離型二世帯住宅を住宅ローンで建てた場合の、月々の返済額です。
35年1.5%固定金利ボーナス払いなしで計算してます。
◆3500万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
3500万円 | 107,164円 | 45,008,901円 |
◆4000万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
4000万円 | 122,473円 | 51,438,816円 |
◆4500万円の借入れ額の月々の返済額
借入れ額 | 月々の返済額 | 返済額の総額 |
4500万円 | 137,782円 | 57,868,729円 |
今なら完全分離型タイプはじめ二世帯住宅の相続税の暖和があり、将来的に見るとお得に建てられるようになっていますよ。
今がお得な理由は、後ほど詳しくお伝えしますのでゆっくり読み進めてみてくださいね。
二世帯住宅のタイプ別の延べ床面積と建築費の平均を知ろう

二世帯住宅タイプ別 | 延べ床面積平均 | 新築工事費平均 | フルリフォーム費平均 |
完全同居型 | 53坪(175㎡) | 3.200万円 | 2.300万円 |
一部共有型 | 61坪(201㎡) | 3.700万円 | 3.050万円 |
完全分離型 | 67坪(221㎡) | 4.000万円 | 3.380万円 |
二世帯住宅の3タイプ別で、延べ床面積と建築費の平均を比較してみると、このようになります。
これはあくまで平均値なのでそこからさらに、外装、内装、住設機器のこだわりよっては金額が変わるので、家族と相談して決めましょう。
二世帯住宅を安く建てる方法【5つのコツで費用を抑えよう】
二世帯住宅はどうしても費用が高くなってしまいます。
そこで、ここでは快適な二世帯住宅を少しでも安くする方法を紹介します。
費用を安く抑えるポイントは以下の通り。
- 共有スペースを多くする
- シンプルなつくりにする
- ローコスト系ハウスメーカーで建てる
- 大手ハウスメーカーは避ける
- 複数社の見積もりを集める
それでは、ひとつずつ解説します。
①共有スペースを多くする
二世帯住宅は共有スペースを多くすることで、費用を抑えることができます。
特にお風呂やキッチンなど水回りの設備を別々にしてしまうと、費用は高くなりますね。
キッチンやトイレはそれぞれ用意して、お風呂は共有するなど、予算と照らし合わせながら家族で話し合って決めましょう。
共有スペースを家族で話し合って決めることで、お互いのプライベートが守れるように工夫することで二世帯住宅でも快適な暮らしができます。
②シンプルなつくりにする
外観や間取りをシンプルにすることで費用を抑えることができます。
外観はこだわった造りで複雑な形状にするよりも、シンプルにする方が材料費が安くなり、手間もかからないので人件費も抑えられます。
また、生活には影響がない外壁や屋根材等のグレードも高くないのを選んで、費用を抑えることもできますね。
外観をシンプルにして、キッチンや親世帯をバリアフリーにするなどに費用を使ったほうが長く快適な暮らしができるようになるのでおすすめです。
そして間取りをシンプルにして、延べ床面積を減らすことでコストカットもできます。
L字型の家やコの字型の家よりも、箱形の真四角な家の方が建材も少なくすむので安く建てることができます。
外観や間取りはシンプルにすることで、使いやすさはそのままで安く建てましょう。
③ローコスト系ハウスメーカーで建てる
ローコスト系ハウスメーカーで建てると費用は安く抑えることができます。
ローコスト系ハウスメーカーでは、部材を工場で大量生産または大量発注することで、規格住宅を現場で組み立てて家を建てます。
現場で加工する必要がないので、工期も短くなるので人件費も抑えることができます。
とにかく少しでも安く二世帯住宅を建てたいなら、ローコスト系ハウスメーカーを検討しましょう。
ローコスト系ハウスメーカーを詳しく知りたい時は、こちらをどうぞ。
(青文字をクリックすると詳細ページが開きます。)
④大手ハウスメーカーは避ける
大手ハウスメーカーに依頼すると、建築費用は高くなってしまいます。
なぜなら、大手ハウスメーカーは、家本体には関係ない色々な経費がかかるからです。
大手8社が公表している建築費用の内訳は以下のようになります。
建築工事費の内訳 | 割り合い(%) | 建築費用2000万円の場合 |
実質工事価格 | 57% | 1140万円 |
下請けマージン | 21% | 420万円 |
営業経費 | 5% | 100万円 |
研究開発費 | 5% | 100万円 |
モデルハウス | 3% | 60万円 |
広告宣伝費 | 2% | 40万円 |
その他会社運営費 | 7% | 140万円 |
※大手ハウスメーカー決算資料
大手ハウスメーカーに依頼した場合は、広告費や下請けマージンなど様々な経費が必要になり、費用もその分高くなります。
約4割が家本体には関係ないお金ってことですね。
つまり、3500万円で二世帯住宅を建てたら、実質1995万円の家を建てることになります。
安く建てたいなら、大手ハウスメーカーは避けて、ローコスト系ハウスメーカーか工務店に依頼したほうが金額に納得できた二世帯住宅を建てることができますね。
⑤複数社の見積もりを取る
複数社の見積書を取ることで、どこが安く建てられるかパッと見てわかります。
ちなみに複数社の見積もりを取ることを、相見積もりと言います。
坪数や間取りなどを同じ条件で、複数社の見積もりを取ることで、金額に違いがでてきます。
例えば一社だけに見積もりを取ると、当然ですが一社だけの金額がわかりますよね。
会社名 | 建築費用 |
A社 | 2800万円 |
これが3社の相見積もりを取れば、3社の金額を比べることができます。
会社名 | 建築費用 |
A社 | 2800万円 |
B社 | 2500万円 |
C社 | 3000万円 |
これで同じ条件の間取りでも、B社が一番安く建てられることがわかります。
まぁ住宅を建てるのに金額だけが全てではないので、アフターサービスや任せても大丈夫かなどトータル的に比較してあなたが納得した会社に依頼しましょう。
納得した家を本当の意味でお得建てるには、複数社の見積もりを比較することは必ずやりましょう。
タウンライフでは、複数社の見積もりも無料一括オーダーできるので、かんたんに集めることができます。
スマホかでも申し込めるので、パパっと集めちゃいましょう。
二世帯住宅のメリット
- 親世帯と子世帯で協力し合える
- 子供の世話も親世帯が協力してくれる
- 建築費用も節約できる
- 経済面、精神面の負担も減る
二世帯住宅で暮らすことは、上記のようなメリットが考えられます。
それでは、それぞれ詳しく紹介しますね。
①親世帯と子世帯で協力し合える
両親と一緒に住むとはどういったことかイメージしてみてください。
あなた夫婦が共働きの場合、子供の育児、家事などに協力を求めることができます。
単世帯だと、保育園、幼稚園等をきめないことには安心して働くことができません。
もちろん親世帯がいるから全てを任せることはできなくても、精神的にはずいぶん助かるのではないでしょうか。
その他にも、将来ご両親の介護が必要になった時、あなたがサポートできるのもメリットになりますよね。
②子供の世話も親世帯が協力してくれる
あなた夫婦二人で出かけるとき、子供たちだけで留守番をさせなければならない時もある事でしょう。そんな時親世帯いれば安心して頼めるのではないでしょうか。
これが単世帯住宅であれば、友人に頼んだり、また一旦両親の家に子供を連れて行ってから出かける必要があります。
または、両世帯がそろって出かける事もあまりないため、防犯面も高まり安心して出かけられます。
③建築費用も節約できる
それぞれ世帯が別々に住宅を建築する場合より、二世帯住宅を建築することで結果的に建築費用を抑えることができます。
例えばそれぞれの世帯で家を建てたら当然2棟建てる必要がありますよね。
それぞれが30坪程度の住宅を建てるとなると坪単価50万円で計算すると、30坪×50万円=1500万円となり2棟で3000万円になってしまいます。
しかし二世帯住宅の場合は、完全分離型住宅の場合でもその0.8倍で建てられるので2400万円程です。
まぁ正確にはもっと細かい計算になりますが、ここでは分かりやすく考えて600万円お得に建てることができるってことです。
逆にもっと費用を抑えるために工夫すれば、600万円以上安く建てることだって十分可能ですよ。
④経済面、精神面の負担が減る
二世帯が一緒に住む事でそばに家族がいるという安心感、孫と一緒にいられ成長を見ていける楽しみ等両親の心の張り合い、子供の心の安定に良いことです。
また、食事を一緒にする事で生活費や光熱費なども抑えることができて、経済面や精神面の負担も減らすことができますよ。
二世帯住宅のデメリット
やはり生活環境の違いから、二世帯同居のデメリットが生じることが考えられますよね。そこからストレスが生じることも十分考えられます。
しかし、デメリットを事前に知っておくことで、対策ができるようになるので、知っておいて損はありません。
- 親世帯・子世帯の考え方や生活リズムの違い
- 親の子供に対する思い
- プライバシー確保が難しい
上記のようなデメリットが二世帯住宅には考えられます。
しかし、実はデメリットの解決方法は共通しています。
解決方法はあなたの家族とご両親を含めてじっくり話し合い、理解と協力し合う気持ちが大切です。
それでは、上記のデメリットをひとつずつ解説していきます。
①親世帯・子世帯の考え方や生活リズムの違い
それぞれの世代間の育って来た時代背景、生活環境、社会環境などが異なりますから、考え方の違いが生じてきます。
価値観の違い、物に対しての何を求めるか、生活時間の開きがどうしても生まれてきます。
そこで、朝の起床時間、料理の味付け、掃除洗濯の仕方の違いなどでストレスが生じる場合もあるのです。
はじめはそんな小さなことと軽く考えてしまいがちですが、毎日の生活となり「ちりも積もれば山となる」で大きな問題に発展すこともあります。
初めは小さなズレが次第に大きくなり、最終的には嫁姑の問題となってくるのです。
お互いの生活リズムや食事は別々にするとか決めごとをしっかりと話し合い、お互いの考え方などを共有して理解し合うことが大切ですね。
子世帯・親世帯それぞれがお互いを理解し合えば、二世帯住宅で快適に暮らせるようになりますよ。
②親の子供に対する思い
あなたの両親とあなたとはまさに血で繋がっています。
しかし、あなたの奥さんとは元々他人なのです。息子あるいは娘可愛さのあまり子世帯に過大に干渉してしまう事もあるでしょう。
③プライバシー確保が難しい
二世帯住宅で問題になってくる事が、ぞれぞれ個々人のプライバシーをどの様にして確保するかが大きな問題になってきます。
特に完全同居型の二世帯住宅では、親世帯子世帯のそれぞれの時間、場所を確保するのが難しい場合があります。
やはりプライバシー確保の面でも両親とじっくり話し合い事前に決めごとを作ることが大切です。
どこを共有するのか、一緒に過ごす時間はどんな時にするのかなど決めておけば、お互いに良い距離感を保つことができるようになりますよ。
家づくりの理想とギャップはつきもの

二世帯住宅を建てる時は、家族で話し合って計画を立てていくと思います。
そして二世帯住宅を実際に建てて住み始めると、これが理想と現実が大きく違っていて後悔することがあるのです。
家族みんなでじっくり話し合ったのにも関わらず、なぜ後悔してしまうのでしょうか?
結論から先に言えば、住宅会社のプロにしっかり相談していないことで失敗することが大半なんです。
たとえ家族とじっくり話し合ってみんなが納得できたとしても、やはりプロの意見を聞かずして建てた住宅は、どこか実用性がない部分が出てきてしまうもの。

あなたは二世帯住宅を、初めて建てることになると思います。
しかし、住宅会社の担当者は何棟も二世帯住宅づくりをしていますし、完成引き渡しの後も、お施主様の所にうかがい、住み始めてからの話を聞いているのです。
担当者は豊富な経験から、二世帯住宅づくりにおいて気を付けなければならない点などを熟知しています。
この豊富な経験値と知識を利用しないのは非常にもったいないですよね。
ここは素直に住宅会社のプロの経験談や知識を参考にして、計画案を作成するようにするのが最大のコツになります。
完全分離型二世帯住宅の相続税は今がお得!!

そもそも相続税の暖和とは、どのような事なの最初に説明しますね。
2014年1月から相続税の条件緩和が適用され、小規模宅地の特例が適用されることになりました。
相続税の暖和が適用されることにより、相続時に土地評価を80%も減少することができます。
また、2015年1月1日以降は対象土地面積が、240㎡から330㎡に緩和され、二世帯住宅における土地が約100坪までになりました。
一言でまとめると、節税対策になるわけですね。
さらに今回の相続税の条件暖和により、内部がつながっていない完全分離型二世帯住宅の場合でも適用されることになりました。
以前までは内部がつながってない二世帯住宅は相続税の暖和が適用外でしたので、完全分離型二世帯住宅を建てるメリットが少なく人気も少なかったです。
ところが今回の条件暖和により、完全分離型二世帯住宅を建てる人が多くなってますね。
フクネコ君のように小規模宅地の特例は、どんな人が適用されるのか気になると思いますので紹介します。
- 亡くなった人の配偶者が自宅を相続する。
あなたのお父さんが亡くなった時お母さんが相続した場合になります。この場合が一次相続となり、何も問題はありません。 - 亡くなった人と同じ住宅で同居していた親族が相続する。
お母さんやお父さんが亡くなった後、二世帯住宅にあなたが住んでいた場合は同居とみなされ相続しても特例を適用されます。
- 亡くなった人に「配偶者」「同居していた相続人」共にいない場合、亡くなる3年以内にその人、またはその人の配偶者の所有する家に住んだことのない親族が自宅を相続する。
③はちょっとややこしいですが、かんたんに説明すると持ち家に住んでいない人が、相続した場合に適用されると言うものです。
このような条件で小規模宅地の特例は適用されることが決まり、だいぶ広い範囲で相続税の暖和が適用されることになったのです。
2014年以前より、将来的に考えると税金面でお得に、完全分離型二世帯住宅を建てることができるようになりました。
理想の二世帯住宅の価格や相場は“複数社に相見積もり”を取ればわかる!

ここまで少々長くなってしまいましたが、快適な二世帯住宅を建てることは決して難しいことではありません。
まずは相場と費用をある程度知り、その上で複数社に相談すればいいのです。
最後に快適な二世帯住宅づくりの流れをまとめておきます。
- 二世帯住宅の3タイプ別の相場と費用を知る
- 複数社に相見積もりを取る
- あなたのご家族と住宅会社に相談して、理想の二世帯住宅づくりプランを立てる
- 一番条件が良い住宅会社と契約する
二世帯住宅づくりの流れは大まかに、この4つの流れを順番に実行すれば、自然とあなたの理想の住宅を建てることができるようになります。
今、まさに二世帯住宅づくりを計画しているのであれば、まずはタウンライフで複数社の資料を一括請求しましょう!
申し込みはスマホでもできて、本当に5分で完了します。
1.地域選択
↓
2.家づくり計画書作成依頼スタートのボタンをクリック
↓
3.入力フォームに間取りの条件を記入して依頼する住宅メーカーを選択し、依頼ボタンをクリック(所要時間5~10分)
↓
4.申し込み完了
この流れで申し込みは完了です。
理想の家づくりは、信用できる住宅会社を見つけることで90%決まると断言できます。
まずはタウンライフで、複数社の住宅プランを集めて信用できる住宅会社を探してみてください。
利用しないで損することだけは避けてくださいね!
理想の家を建てたいなら、やらないで後悔するより、まずやってみることが大切です。
複数社を比較して理想の家をお得に建てよう!
対人打ち合わせに入る前に、複数社の住宅プランや見積もりを取り比較しましょう。
なぜなら、打ち合わせに入る前に色々な住宅会社の強みや価格を知ることで、あなたの理想の家の費用や形が見えてきます。
営業マンの話しを最初から聞きに行くのは、ハッキリ言ってムダな時間。
ネットからサクッと複数社の資料を一括オーダーしましょう。
スマホから無料申し込みするだけで、家づくり役立つものが沢山手に入ります。
間取りプラン
資金計画書
土地探し
一つ一つ住宅展示場に足を運んで、営業マンと話を聞いたり資料をもらったりするのは時間の無駄使い。
ネットから資料をまとめて一括オーダーして、自宅でじっくり比較検討しましょう。
これが今の時代の家づくりです。
使えるものは使って、より良い家をお得に建てましょう。