大手ハウスメーカーに勤務していた建築士のたぬき親父です。
アイフルホームといえば、ローコスト住宅を建てることで有名なハウスメーカー。
フランチャイズ展開をすることで、アイフルホームは全国的な大手ハウスメーカーに名を連ねるようになりました。
今回は、アイフルホームの住宅にはどんな特徴があるのか、坪単価やメリット・デメリットを徹底解説します。
ローコストで住宅を建てたい!
地震にも強くて安心して住める!
こんな家がアイフルホームでは建てられますよ。
アイフルホームで理想の家づくりができるのか、ぜひ参考にしてみてください。
アイフルホームで家を建てるか検討中のあなたへ。
アイフルホームで本当に理想の家が建てられるのか心配になる時もありますよね。
心配な時は、複数のハウスメーカーを比較検討することが大切です。
複数社の見積もりを比較することで、アイフルホームで家づくりが成功できるか分かるようになりますよ。
この記事の目次(もくじ)
会社情報
会社名 | 株式会社LIXIL住宅研究所 |
---|---|
カンパニー名 | アイフルカンパニー |
本社 | 〒136-0071 東京都江東区亀戸1丁目5番7号錦糸町プライムタワー |
設立 | 2002年3月1日 |
資本金 | 12億5000万円 |
従業員数 | 190名 |
対応可能工法 | 木造軸組工法 |
推定坪単価 | 20万~55万円 |
会社ホームページ | https://www.eyefulhome.jp/ |
展示場 | https://www.eyefulhome.jp/event/modelhouse/ |
アイフルホームの特徴

ローコスト住宅が売り
アイフルホームの注文住宅といえば、価格が安いことが挙げられますよね。
なかにはインターネット限定で販売しているアイプライムセブン(i-Prime7)が、坪単価20万円代と破格の価格を実現しています。
なぜこんなに低価格を実現したかというと、直接責任施工システムを採用したことで、住宅の部位によって他の業者に委託しなくて済むようになりました。
かんたんにいえば、中間マージンがなくなるので、建築コストを下げることに成功したんですね。
最初は関東限定で販売してましたが、今では全国展開しているハウスメーカーになり、若い世代からローコスト住宅が人気を集めてます。
メーターモジュールをどこよりも早く採用したことによりローコスト住宅が実現!
アイフルホームはどこよりも早く、メーターモジュールを採用してローコスト住宅を実現しました。
ローコスト住宅を建てるために、欠かせないのがメーターモジュールです。
メーターモジュールを採用することで、新築で使用する材料を一気に減らすことができるので、安い価格で家を建てることができるようになりました。
ただし、注文住宅といってもこだわりの家が建てられるわけでなく、あくまで規格住宅が基本のローコストが実現したってことになります。
テクノスター金物を採用したことにより耐震強度に優れている
アイフルホームではテクノスター金物という、住宅の梁や柱の接合部の強度を高めてくれる資材を採用しています。
テクノスター金物により、耐震強度が上がりローコスト住宅だとしても強い地震がきても家が潰れてしまうようなことがありません。
住宅を買ううえで、デザインも大事ですが、しっかりした構造も重要ですよね。
アイフルホームの住宅は安いけど、しっかりした家を建てられるのでお財布にも日々の暮らしにも安心ってことになります。
アイフルホームの坪単価

アイフルホームの実際の坪単価は40万~55万円程度です。
アイフルホームの坪単価を調べてみると、以下のような感じになりました。
商品名 | セシボ(cesibo) |
坪数 | 40坪 |
建築費用 | 2000万円 |
坪単価 | 50万円/坪 |
商品名 | セシボ(cesibo) |
坪数 | 28坪 |
建築費用 | 1320万円 |
坪単価 | 47.1万円/坪 |
商品名 | アヤ(AYA)/平屋 |
坪数 | 32坪 |
建築費用 | 1535万円 |
坪単価 | 48万円/坪 |
商品名 | スプリーム(SUPREME)/3階建て |
坪数 | 42坪 |
建築費用 | 1600万円 |
坪単価 | 38万円/坪 |
●アイフルホーム公式サイト商品紹介→https://www.eyefulhome.jp/house/lineup/
このようにオプションや設備によっても金額は変わりますが、ほとんどの方が坪単価50万円以下で建ててるようですね。
ただし、オプションを追加すると思ってた以上に高くなってしまうこともあるので注意してください。
また、先ほども軽く紹介したネット限定販売のアイプライムセブン(i-Prime7)が坪単価20万円台と破格で販売しています。
700万円台で家が手に入るという魅力はありますが、クオリティー含め密な打ち合わせや、要望の柔軟性にも欠けるので安易に価格だけで決めてしまわないようにしましょう。
理想の家の本当の坪単価を知りたい場合は、複数社に相見積もりを取ることが一番正しい情報が得られます。
タウンライフでは、無料で複数社の相見積もりを一括オーダーすることが可能で手間も省けて便利なので参考にしてみてください。
タウンライフの評判や申し込み方法は、こちらに画像付きでわかりやすく紹介しています。メリットや疑問点なども紹介してるので参考にどうぞ。
アイフルホームのメリット

価格の割には品質の良い家が建つ
アイフルホームの特徴でローコスト住宅で価格も安く家が建てられると紹介しました。
ローコスト住宅だと「安かろう悪かろう」のイメージが先行してまいますが、アイフルホームの家はそんなことは決してありません。
アイフルホームは企業努力によって、中間マージンや仕入れコストを下げることで低価格の家を販売することに成功しています。
群を抜くほどの品質ではありませんが、決して品質の低い材料を使ってるわけでありませんので安心です。
環境にやさしい今話題のZEH住宅に対応している
出典:https://www.eyefulhome.jp/zeh/
アイフルホームではエコハウスづくりに積極的に取り組んでいて、省エネ効果の高い住宅を建てることができます。
壁の内側と外側にダブルで断熱するHQP-W(ダブル断熱)を採用するなど、断熱性能にはかなり力を入れて取り組んでるみたいです。
省エネだけでなく、太陽光パネルを採用してエネルギーを創る住宅も対応していますので、今話題のZEH住宅も建てることができます。
アイフルホームでZEH対応しているのは零【ZERO】と極【KIWAMI】という商品です。
詳細は公式サイトで確認してみてください→https://www.eyefulhome.jp/house/lineup/cesibo/zero-kiwami.html
ZEH住宅を建てるには標準的な家にプラス250万~300万円位の費用が必要と言われています。
ですが、アイフルホームのローコスト住宅にZEH対応ができるので、トータル的に安くZEH住宅を建てられるので魅力的ではないでしょうか。
アイフルホームのデメリット

どんなハウスメーカーでもメリットもあれば、当然デメリットもあります。
アイフルホームにも幾つか注意してほしいデメリットがありますので紹介します。
アイフルホームで検討している場合は、今一度デメリットも含め本当に理想の家が建てられるか検討してみてください!
地域によって対応にバラつきがある
アイフルホームは各地の加盟店が集まったフランチャイズ展開により、全国展開をしているハウスメーカーです。
そのため、各加盟店により対応にバラつきがあります。
アイフルホームで家を建てる時は、担当者と密な打ち合わせをして工法や品質についてチェックすることが必須条件。
そこで自分が納得したうえで契約するようにしましょう。
近くにアイフルホームの加盟店が複数あるなら、まわって話を聞きに行くことをおすすめします。
見積書がいい加減にだされる
アイフルホームの見積書は、ザックリした見積もりしか出さないという評判を聞きます。
ザックリした見積もりだけで、担当者と話しを進めることは絶対にしないでください!とても危険です。
それは値引きすると言って、ただ単にグレードダウンしただけの場合があります。
グレードダウンは値引きとはいえず、質を落としただけに過ぎませんよね。
それに家の価格が適正なのか知るためには、相場を見て詳細な見積書と比較する必要があります。
なので詳細な見積書は、絶対に欠かすことができないアイテムなのです。
アイフルホームで見積書を取るときは、必ず詳細な見積書をだすように請求するようにしましょう。
オプション料が高い
アイフルホームはオプション料が高いという声もありますが、ローコストハウスメーカーではよくある話です。
これは決して高いというよりも、そもそも標準的な家が安いためにオプション料が高いと錯覚してしまうのだと思います。
というのもローコストハウスメーカーでは、規格化された基本部材を大量購入することで価格を下げることができたのです。
対してオプションに関しては大量購入ができないため、本来の適正価格で販売するしかありません。
なのでオプション料が高いというよりは、ローコストを売りにされるとオプションだけが異常に高く感じてしまうこともあります。
注文住宅といっても間取りに自由度が少ない
アイフルホームの商品は規格化された住宅がメインで、それもバリエーションもあまり多くありません。
間取り変更なども苦手としていて、自由度も低くなります。
注文住宅を建てる人にとって、自由度が低いのはネックになるのではないでしょうか。
アイフルホームの住宅はトステムやINAXの商品が中心で、それぞれの部材はしっかりしています。
間取りを確認して納得できるなら、アイフルホームに決めても後悔はないでしょう。
アイフルホームの口コミや評判

ここでは、アイフルホームの実際の口コミを集めてみましたので参考にしてください。
アイフルホームで建てた我が家 外壁が9年でズリ落ちた!
10年保障入ってても 外壁は1年しか保障無いらしい
ニチハの外壁は よくある事だそうです。
見に来てもらうのも有償らしく 泣く泣く近所の工務店にお願い pic.twitter.com/wR7jKpeDcl— よし (@yoshi44_kti) 2017年1月3日
アイフルホームで新築しました。
ホームページでも、安心保証がうたってあって、点検プランが明示されていますが、うちは、未だ1度も来て頂けません。主人が気付いて、催促しましたが、お返事のみで…
フランチャイズなので、工務店によって差があるみたいです。他にも、色々あって、メンテナンスは、あまり期待しない方が良いと思います。
工法のせいかは、わかりませんが、床がギィギィと軋みます。お大工さんに来てもらいましたが、直らないと言われてしまいました。これは、かなりショックでした。
自由プランなので、気に入った間取りの家は、建ちますが、その分、無理があったのでしょうか…。
アイフルホームの口コミから見えてくること
アイフルホームの口コミを調べていくと、まず口コミが少ないことに気づきました。
口コミの少なさをどう捉えるかは人それぞれになりますが、納得している方はわざわざ口コミを書かない傾向が強いと思います。
なのでアイフルホームで家を建てた人は、満足している人が多いのではないでしょうか。
悪い口コミを見てみると、やはりフランチャイズ展開により、それぞれの工務店の質にバラつきがあることでトラブルに発展している意見が目立ちました。
しかし、口コミはあくまで「こういう事もあるかもしれない」と参考程度に眺めてみてください。
実際にアイフルホーム加盟店に訪ねて、担当者と話しをして判断するようにしましょう。
担当者の言ってることが正しいかどうかを判断するためには、他のハウスメーカーにも相談すると良いですよ。
複数社のハウスメーカーが、ひとつの事に対して同じことを言ってるなら、それは正しい情報だと判断できるようになります。

「理想の家を建て、家族幸せに快適な暮らしをしたい!」
「少しでも安く無駄のない理想の家を建てたい!」
家づくりを成功させる方法はこちらで紹介してますので参考にしてください!
アイフルホームで家を建てるおすすめな人

●とにかく低価格で家を建てたい人
●規格化された標準的な家でも良い人
●打ち合わせなどを積極的に取り組める人
●アイフルホームの加盟店を複数まわれる人
アイフルホームはそれなりに良い品質の規格化された家を、安く購入したい方におすすめです。
それには条件があり、密な打ち合わせを行うことができて詳細な見積書もしっかり出してもらうようにしてください。
言葉悪く言ってしまえば、アイフルホームの担当者から「ちょっと面倒くさい客だな」って思われるくらいが丁度良いくらいかもしれません。
そして複数のアイフルホーム加盟店に相談して、どこが1番良くしてくれる店なのか判断しましょう。
近くに1店舗しかアイフルホームの加盟店がない場合は、他のハウスメーカーにも相談することで判断することができるので安心して大丈夫!
もしかしたらあなたの理想の家は、他のハウスメーカーの方が建てられる場合も良くありますよ。
アイフルホームの特徴や坪単価、メリット・デメリット まとめ

●ローコストでも品質の良い家が建てられる
●省エネに積極的に取り組んでいて、ZEH住宅にも対応
●地域により対応にバラつきがある
●見積書がアバウトに出される
●オプション料が高く感じることがある
●坪単価は20万円~55万円くらい
ある程度、規格化された家でも良いから安く買いたい方にはアイフルホームはベストなハウスメーカーかもしれません。
アイフルホームの加盟店に足を運び、打ち合わせを重ねることで失敗のリスクも限りなく0にすることができますよ。
家づくりを成功させるためにも行動しましょう!
複数社を比較して理想の家をお得に建てよう!
対人打ち合わせに入る前に、複数社の住宅プランや見積もりを取り比較しましょう。
なぜなら、打ち合わせに入る前に色々な住宅会社の強みや価格を知ることで、あなたの理想の家の費用や形が見えてきます。
営業マンの話しを最初から聞きに行くのは、ハッキリ言ってムダな時間。
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間取りプラン
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土地探し
一つ一つ住宅展示場に足を運んで、営業マンと話を聞いたり資料をもらったりするのは時間の無駄使い。
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これが今の時代の家づくりです。
使えるものは使って、より良い家をお得に建てましょう。